【お見舞いにタブーな果物とは】タブーを回避する果物の選び方

最終更新日:2024/08/16

【お見舞いにタブーな果物とは】タブーを回避する果物の選び方

お見舞いに行く時は、花や食べ物など、何かしらの品を持って行く方が多いと思います。
しかし、お見舞いに向いていない、いわゆるタブーとされる品はあるのでしょうか。

この記事では、お見舞いにタブーのもの、特にお見舞いとして選ばれることの多い果物に注目をしてご紹介します。
これからお見舞いに行かれる方はぜひご参考にしてください。

お見舞いにタブーな果物の種類

お見舞いに果物を選ぶ時は、お見舞いをする相手の病状や状況を考えることが1番です。
そのため、お見舞いにタブーな果物を渡すことは絶対に避けたいものです。

それでは、お見舞いにタブーな果物にはどのような種類があるのでしょうか。
その答えは、この果物の種類がタブーというよりも、相手にとってのタブーを考えることです。
この相手にとってのタブーな果物の種類を以下のポイントでご紹介します。

どのような病気・ケガなのか

例えば内科系の病気の場合、食事制限や絶食中など、食べるものが限られている場合があります。
そのような方への果物のお見舞いは絶対にタブーです。
また、ケガをされている方も、自分では果物が食べられなかったり、皮をむけない、カットできない。
このような状態が想定されます。
そのため、まずは相手の方の病状やケガがどの程度なのかを知ることが大切です。

このようなことから、まだ果物を食べられない時期のお見舞いはタブーです。
もしも、果物しかお見舞いに思いつかない時は、消化の良いもの、もしくはカットフルーツがベストです。

アレルギーの有無

入院や療養をしている方は、健康な時よりも体がとても敏感になっています。
そのため、アレルギーの有無はお見舞いに果物を渡す上で重要な確認事項です。
アレルギーを持っている方は、果物を食べるだけではなく、その香りにも反応する場合もあります。
このようなことから、せっかくお見舞いにと思い果物を選んでも、相手にとっては迷惑になりかねません。
もしもアレルギーの有無がわかならない時は、果物をお見舞いには選ばない。
または、本人や家族に確認をしてから果物を選びましょう。

お見舞いにタブーな果物を回避するための3つのヒント

せっかくのお見舞いならタブーと思われる果物は避けたいですよね。
このようなことを回避するための3つのヒントをご紹介します。

ヒント1:お見舞いをしても良いタイミングかを確認する

お見舞いを必要としているかしていないかは相手の病状や回復状況によります。
特に入院や療養をしている時は、弱っている状態を誰かに見られたくない方も多いと思います。
そのため、事前にお見舞いに行っても良い状態なのかを確認するのが1番大事です。
その上で、食べたい果物の種類などをリサーチしておくと相手に喜んでもらえます。
また、入院や手術直後のお見舞いは、タイミングとしてNGです。

ヒント2:付き添いの家族の有無や年齢を確認

食事制限などもなく、どのような果物でも食べられる相手なら、お見舞いの果物選びはとても簡単です。
例えば、家族が毎日付き添っているなら、付き添いの家族も食べられる果物がおすすめです。
また、お子さんのいるご家庭なら、家に持ち帰ってから食べられるような果物の種類も良いでしょう。

しかし、高齢者などのお見舞いに果物を選ぶ時は、できるだけ食べやすいものがベストです。
例えば、皮付きのままのパイナップルや、スイカを丸ごと一個、さらに、皮をむきにくいグレープフルーツなどは避けたい果物の種類の一つです。
また、付き添いのいない入院の場合は、大量の果物の盛り合わせはタブーです。

ヒント3:果物が保存できる場所があるかを確認

冷蔵庫がない場合、常温で保存が難しい果物はお見舞いには向いていません。
そのため、冷蔵庫の有無の確認も大切です。
特にカットフルーツをお見舞いにする時は、冷蔵庫が必要な場合が多いので注意をしましょう。
また、果物の盛り合わせなどは大きさによっては置き場所に困る場合もあります。
このようなタブーを避けるには、果物を置く場所の確認が必要です。

お見舞いの果物にタブーな「のし」

お見舞い用の果物に使うのしは、基本的にはなしでOKです。
もしも箱入りの果物などでのしを使用するなら、水引が紅白で結び切りのものが一般的です。

また、のしに使用する水引でちょうちょ結びは絶対にタブーです。
なぜなら、ちょうちょ結びは何度も結び直せるからです。
「結び直せる=何度も繰り返す」
このようなイメージを思い浮かべるような水引は避けましょう。

お見舞いの果物にのしを使用する時の表書きは「お見舞い」がベストです。

お見舞いにおすすめの果物

食事制限やアレルギーがない場合は、お見舞いの果物は相手の好きなもの、もしくは、病気の回復を願う気持ちが伝わる果物選びがポイントです。

疲労回復効果が期待できる果物なら、桃やみかん、ブドウ、バナナがおすすめです。

このような果物は、スーパーやコンビニエンスストアなどで手軽に購入できます。
また、箱入りの果物をお見舞いにするなら、デパートや千疋屋などの果物専門店が良いでしょう。

お見舞いに生の果物がタブーな場合には

お見舞いの果物で受け取った相手が1番面倒や手間だと思うこと、それは

  • 洗うのが面倒
  • 皮をむく、カットするのが手間
  • 食べた後の片付けが億劫

このように、何かと不便な入院中は、生の果物自体が相手にとってタブーな場合もあります。

そこでお見舞いにおすすめの果物は、缶詰やゼリー、ジュースなどの加工品です。
このような加工品なら、賞味期限も長く、食べる時の面倒や手間が減らせます。

果物の缶詰やゼリーをお見舞いにする時は、使い捨てのスプーンやフォーク、そしてお皿などを一緒に持っていくと、とても便利です。

まとめ

お見舞いの果物にタブーなもの、それは果物の種類よりも、お見舞いのタイミングや状況を確認することです。
その上で、相手が喜ぶ果物を選ぶと良いでしょう。
また、お見舞いの果物にタブーがない場合は、好きな果物をそろえる。
もしくは、健康効果を期待できるような果物を選ぶのがおすすめです。

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