青い海と白い砂浜、そして独特の食文化を誇る沖縄。旅行者に人気の高い沖縄は、景色もさることながら、食べ物も楽しみの一つです。
その中でも個性的な名前や沖縄でこそ味わえる食べ物と言えば果物です。
今回の記事では、沖縄で堪能できる珍しい9つの果物の特徴や味。
そして沖縄で珍しい果物を購入もしくは楽しめる施設などをご紹介します。
また、沖縄の珍しい果物の漢字や英語表記についても触れていますので、沖縄旅行へ旅立つ前にぜひ一度ご覧ください。
沖縄で食べたい珍しい果物一覧
沖縄の定番の果物と言えば、パイナップルやマンゴーが有名です。
この2種類の果物は南国のイメージが強く、お土産としても人気が高いです。
しかしせっかく沖縄へ旅行へ行くのなら、沖縄でしか堪能できない珍しい果物に挑戦してみませんか?
沖縄県で収穫できる珍しい果物はその種類や品種がいろいろとあります。
そこで、珍し沖縄の果物を一覧にまとめてみました。
- アテモヤ
- カニステル
- カーブチー
- グアバ
- レンブ
- ドラゴンフルーツ
- スターフルーツ
- アセロラ
- シークワーサー
このように一覧にすると、聞いたことのある名前。
そして聞いたことがない名前などさまざまです。
特にシークワーサーは日本の中でも沖縄県が1番の産地です。
沖縄の珍しい果物その1「アテモヤ」
森のアイスクリームとも呼ばれるアテモヤ。
黄緑色の皮で、中は乳白色をしています。
大きさはメロンほどで、食べ方は半分にカットしてスプーンですくって食べます。
味はカスタードクリームやアイスクリームを感じるおいしい味です。
また、糖度はマンゴーを超えるとも言われています。緑色でバナナの皮のような形をしたアテモヤの花はたった1日で咲き終えます。
現在は人気が高まりつつあるアテモヤですが、生産量が少ないため手に入りにくい果物です。
沖縄の珍しい果物その2「カニステル」
1度聞いたら忘れられないインパクトがある名前のカニステル。
果実の色は鮮やかで濃い黄色をしています。
完熟や食べ頃の見分けやタイミングが難しいと言われている果物です。
味はスイートポテトのような甘みで、カボチャのような食感が特徴です。
食べ方は、そのまま食べる。もしくはサラダに入れる方法もおすすめです。
カニステルの花の色は、淡い緑色です。また、果実の見た目から、エッグフルーツやクダモノタマゴと呼ばれることもあります。
沖縄の珍しい果物その3「カーブチー」
形や色がシークワーサーに似ているカーブチー。
見た目はシークワーサーですが、沖縄在来種のみかんです。
その大きさは温州みかんよりも小さいサイズで、シークワーサーよりも大きめです。
カーブチーの1番の特徴は程よい酸味と甘さを感じるところで、とても水分量が多い果物です。
気になる食べ方は、みかんと同じように皮をむいてそのまま食べるスタイルです。
JAおきなわでは、カーブチーの果汁がはいったドリンクやこんにゃくセリーなどを販売しています。
さらに、沖縄で有名なオリオンビールではカーブチーを使用したサワーも好評です。
沖縄の珍しい果物その4「グアバ」
美容と健康に良いと言われているグアバ。
その理由はレモンの約6倍のビタミンCやビタミンEが含まれいるところです。
また、カリウムや鉄分、食物繊維なども多く、まさに万能な果物です。
普段はグアバジュースなどで楽しむ方も多いと思いますが、沖縄に来たらぜひ生を食べてみましょう。
味は濃厚な甘さで、少し酸味を感じます。
食べ頃は、桃のような柔らかさになる頃がベストです。
また、沖縄では、ゼリーやジャムに加工して楽しむ方法も人気があります。
沖縄の珍しい果物その5「レンブ」
品種によって色の異なるレンブは白い花の咲く熱帯果樹です。
味はさわやかで控えめな甘さで、梨のような食感が特徴です。
1番の特徴は水分の多さで、水分補給としても重宝します。
沖縄では民家の庭先や道端で。
また、ハワイや台湾などでも見かけることができます。
食べ方は、そのまま、もしくはサラダなどの入れる方法がおすすめです。
沖縄の珍しい果物その6「ドラゴンフルーツ」
見た目の鮮やかとさ小さいタネが特徴的なドラゴンフルーツ。
果皮に緑色の飛び出た葉があり、その見た目が竜の鱗に似ていることからその名前がつけられたそうです。
果実の色は、白とピンクの2種類で、さまざまな食べ方ができます。
果実の白いドラゴンフルーツはあっさりとした味で、サラダなどに良く合います。
一方、ピンクの果実は甘みが強いところが特徴で、ジュースやスムージで楽しむ方が多いです。
ドラゴンフルーツはカリウムを始め、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富です。
さらに低カロリーのため、美容や健康に良い果物です。
沖縄の珍しい果物その7「スターフルーツ」
カットをすると星の形に見えることから名付けられたスターフルーツ。
そのかわいい見た目とあっさりとした味が人気です。
スターフルーツは皮がとても薄いので、そのまま食べる方法がおすすめです。
また、その特徴的な形を利用してサラダやヨーグルトなどにトッピングをしてみるのはいかがでしょうか。
沖縄の珍しい果物その8「アセロラ」
ジュースやジャムで有名な真っ赤な色のアセロラ。
実は沖縄ならタイミングが合えば生で食べられます。
その理由は、日本国内では沖縄県だけで栽培されているからです。
そのため、国産アセロラと言えば、沖縄産を指します。
また、沖縄県外でも自家用にアセロラを栽培している方もいるので、機会があれば、生のアセロラを食べてみましょう。
味はさわやかな甘さと酸味があり、ビタミンCが豊富です。
沖縄の珍しい果物その9「シークワーサー」
ドリンクやお菓子のフレーバーとして人気の沖縄の代用的な果物シークワーサー。
味のイメージはあるけれど、生で食べたことがある方は少ないかもしれません。
ドリンクなどに使われているフレーバーの通り、やわらかな酸味とすっきりとした甘みが特徴です。
シークワーサーの旬の時期は8月下旬〜12月で、この期間に沖縄旅行をされるなら、ぜひ一度味わってみましょう。
沖縄の珍しい果物を購入する方法
これまでご紹介した沖縄の珍しい果物は、現地で購入する方法。
そしてネット通販などを利用できます。
特に沖縄へ旅行へ行かれた時は、ぜひその地域で収穫された果物を味わってください。
このような珍しい果物は、道の駅や直売所、地元のスーパーなどで購入できます。
旅行中に沖縄の果物を堪能するなら
沖縄旅行の醍醐味と言えば、青い海を見ながらのドライブ。
そして各名所巡りです。沖縄の珍しい果物を食べるなら、ぜひ観光を一緒に楽しめる施設を利用して1日を充実させましょう。
そこでおすすめのスポットをご紹介します。
OKINAWAフルーツらんど
その名の通りトロピカルフルーツを味わえるテーマパークです。
その他には南国の珍しい鳥たちとのふれあい。
そしてお土産の購入にも便利です。通常は入園料がかかりますが、カフェやお土産ショップなどの利用は入園無料です。
また、園内ではおいしいと評判のもずくうどんも販売も行っており、果物以外のお土産を探している方にとても好評です。
住所:沖縄県名護市字為又1220-71
おんなの駅 なかゆくい市場
沖縄県でリゾートエリアと呼ばれる恩納村にある市場です。
沖縄の果物はもちろん、特産品やお土産品もそろっています。
今回ご紹介した沖縄のめずらしい果物も季節によって販売されています。
また、沖縄の果物を使ったかき氷などを楽しめるスイーツショップ。
さらに沖縄そばや沖縄県産のお酒などを販売するお店もあります。
那覇空港からは車で1時間ほどの距離ですので、ドライブがてら。
もしくは海で遊んだあとの食事スポットとしてご利用してはいかがでしょうか。
住所:沖縄県恩納村字仲泊1656-9
沖縄の珍し果物の漢字表記と英語表記
これまでご紹介した沖縄の珍しい果物を漢字と英語ではどのように表記されるのか。一覧でご覧ください。
- アテモヤ
漢字:不明
英語:Atemoya - カニステル
漢字:果物卵
英語:Canistel/Egg Fruits - カーブチー
漢字:不明
英語:不明 - グアバ
漢字:蕃石榴
英語:Guava - レンブ
漢字:蓮霧
英語:Lianwu/Wax apple - ドラゴンフルーツ
漢字:なし(和名はピタヤ)
英語:Dragon Fruits/Pitahaya - スターフルーツ
漢字:五斂子(ごれんし)
英語:Star fruit - アセロラ
漢字:バルバドス桜
英語:Barbados cherry/acerola - シークワーサー
漢字:平実檸檬
英語:Citrus depressa/Flat lemon