【驚くほど美味しい】手作り果実酒におすすめのブランデー5選

最終更新日:2024/12/16

【驚くほど美味しい】手作り果実酒におすすめのブランデー5選

果実酒作りには、ホワイトリカーを使う方も多いでしょう。
しかし、ブランデーを使うとさらに美味しい果実酒ができることをご存じでしょうか。
この記事では、ご家庭で果実酒を作るのにおすすめのブランデーや選び方、簡単なレシピなどについてまとめました。

果実酒を作るには安いブランデーでも十分

ご自宅でフルーツブランデーなどの果実酒を作りたい場合、手軽に作りたいですよね。
フルーツブランデーとは、ぶどう以外の果物果物を漬け込んだフルーティーなお酒です。
りんごやレモン、さくらんぼやいちご、桃やオレンジやキウイ、梅や柿、ラフランスなどの洋梨など、さまざまな果実を使って作ることができます。

気軽に何度でも果実酒を作るには、安いブランデーで十分と言えるでしょう。
値段の相場は、2,000円ぐらいで販売されているブランデーがおすすめです。

最初はいろいろなブランデーで好みのものを探すことになるため、何万もするものよりも安いブランデーが試しやすいでしょう。

また、果実を漬け込んだブランデーは、果実の味と香りが強くなります。
ブランデーそのものの風味が、薄くなってしまう傾向があるということです。
そのため、こだわりの高級ブランデーを使っても、もったいないということになるでしょう。

果実酒でよく用いられるホワイトリカーとブランデーの違い

果実酒は焼酎のホワイトリカーでもよく作られますが、ブランデーとどのような違いがあるのでしょうか。
原料と製法、風味の特徴の違いからご説明します。

原料

  • ホワイトリカー…糖蜜などを原料とする焼酎の一種
  • ブランデー…主にぶどうが原料

製法

  • ホワイトリカー…ハイテクな連続式蒸留で効率的に製造されるので、リーズナブル
  • ブランデー(コニャック等)…いろいろな工程を踏む、単式蒸留で製造

風味の特徴

  • ホワイトリカー…無味無臭
  • ブランデー…果物が原料なため、香気高く華やかで甘みのある味わい

ブランデーの選び方-種類ごとの特徴について

ブランデーにはコニャック、アルマニャック、カルヴァドスという3つの種類があります。
それぞれ製造方法や原料とする果物が違うので、味わいも異なりますよ。
ブランデーを選ぶ時は、これらの違いもチェックすると良いでしょう。

コニャック

フランスのコニャック市付近で生産される、白ぶどうが原料のまろやかで上品な口当たりのブランデーです。
単式蒸溜機で2段回に分けて蒸留が行われます。

アルマニャック

フランスのアルマニャック地方で製造される、風味が強くパンチの効いたブランデーです。
すべての工程を1回の操作で行える、半連続式蒸留機を使用しています。
蒸留が1回だけなので、2段回に分けて蒸留を行うコニャックと比較すると強い味わいになると言われています。

カルヴァドス

ノルマンディーとブルターニュ地方で製造された、リンゴを原料とする甘くまろやかなブランデーです。
原料がりんごとなっていることが、大きな違いでしょう。
ぶどうを原料としているコニャックやアルマニャック、国産ブランデーと比べ、甘みを強く感じるブランデーです。

果実酒を作るのにおすすめのブランデー

果実酒を作るのにおすすめのブランデーをご紹介します。
なお、ブランデーのラベルに記されているV.O.などの文字は、ブランデーの熟成年度を表していますよ。

サントリーブランデー 果実の酒用 V.O 1800ml

果実味あふれる香りと、コクのあるまろやかな果実酒を作ることができます。
アルコール度数は35%です。

チョーヤ ブランデーV.O 1800ml

梅酒の有名ブランドが作る果実酒用ブランデーです。
市販の梅酒よりも驚くほど美味しく仕上がると人気があります。
アルコール度数は37%です。

五一ブランデー V.O 1800ml

後期熟成により、甘くとろけるような梅酒や果実酒を作ることができます。
純国産の無添加ブランデーで、アルコール度数は37%です。

江井ケ嶋酒造シャルマンV.O 1800ml

選び抜かれたぶどうを熟成させて使っているので、まろやかで深い味わいを楽しむことができます。
アルコール度数は37%です。

ニッカドンピエールV.S.O 2700ml

フルーティーで口当たりの良い果実酒に仕上がります。
アルコール度数は37%です。

ブランデーで作る梅の果実酒のレシピ

果物の数の分だけブランデーで果実酒を作ることができますが、ここではブランデーを使った手作り梅酒のレシピをご紹介します。
ホワイトリカーと氷砂糖などで漬けた梅酒とは異なり、華やかな香りを楽しむ芳醇でまろやかな梅酒に仕上がりますよ。
浸けておく期間は、3ヶ月以上が目安です。

【用意するもの】

  • 青梅    1kg
  • ブランデー 1800ml
  • 氷砂糖   500g

【作り方】

  1. 梅のヘタを取り、よく洗って表面を拭く
  2. 洗って乾かした保存容器に、梅と氷砂糖を交互に1/3ずつ入れる
  3. ブランデーを注ぐ
  4. 冷暗所に保管し、琥珀色になったら飲み頃

まとめ

ブランデーは、主にぶどうを原料とする蒸留酒です。
果実が原料なため、香り高さやフルーティーな味わいが特徴です。
ブランデーを果実酒に使うと、まろやかで豊かな味わいになるのでおすすめですよ。
氷砂糖の分量などによっても果実酒の風味は変わりますが、ブランデーの種類を変えてもさまざまな味わいを楽しむことができます。
いろいろな果実酒を作って、自分好みの味を研究するのも楽しいですね。

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